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道案内で使う英語フレーズ集「この道をまっすぐ」から地下鉄・バスの乗り方まで

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英語で道案内をするとき、「決まり文句」を暗記するだけでは応用が効きません。

なぜその動詞を使うのか、なぜその前置詞になるのかという文法的な仕組み・ニュアンスを理解しておくことで、とっさの場面でも自信を持って言葉が出てくるようになります。

この記事では、徒歩・バス・電車での道案内でよく使う基本フレーズと、その背景にある英文法のポイントを分かりやすく解説します。

Contents
  1. 徒歩での道案内:移動・方向を表す動詞のニュアンス
  2. バスの乗り方:使役動詞・前置詞・時制のルール
  3. 電車・地下鉄の乗り方:形式主語・命令文・前置詞
  4. スムーズなコミュニケーションのための配慮フレーズ
  5. まとめ:文法パターンを押さえて道案内をマスターしよう
  6. 【関連記事】英会話をショートストーリーで覚えましょう|このブログのシリーズ紹介
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徒歩での道案内:移動・方向を表す動詞のニュアンス

① 「この道をまっすぐ進む」:Go straight down this road.

💡 文法のポイント:down は「下る」ではなく「道に沿って進む」

down には「下へ」という意味だけでなく、「道や川などの直線的な空間に沿って進む」という副詞・前置詞の働きがあります。

Go straight down this road.(この道をまっすぐ進んでください)

Walk down this street.(この通りを歩いて進んでください)

※ along を使って Go straight along this road. と言うこともできますが、down を使う方がネイティブの日常会話では非常に自然で、勢いよく道を進む躍動感が出ます。

ひろとさん
ひろとさん

Go straight down this road, and head toward Shinjuku Station.
この道をまっすぐ進んで、新宿駅の方向に向かってください。

★こちらの記事でさらに詳しく解説中!道案内の基本 「この道をまっすぐ~に向かって進んでください」の言い方について、詳しく解説しています。

この道をまっすぐ行ってください
道案内英語「Go down」と「head toward」の使い方
道案内英語「Go down」と「head toward」の使い方

② 方向・目的地を示す:head to と head toward の違い

💡 文法のポイント:名詞からの派生動詞 head と 前置詞の組み合わせ

head は名詞で「頭」ですが、動詞になると「頭の向きをそちらへ向ける ➔ その方向へ進む・向かう」という意味になります。組み合わせる前置詞によって目的地の捉え方が変わります。

表現 前置詞のニュアンス 意味・違い
head to + 場所 to = 到達点 「(最終目的地)へ向かう」
※目的地に到着することが前提
head toward + 場所 toward = 方向・方角 「(ある特定の場所)の方向へ向かう」
※途中の目印や方角を示すときに最適

Head toward Shinjuku Station.(新宿駅の方向へ向かってください)

Take the Hachiko Exit, then head left.(ハチ公出口を出て、左方向へ進んでください

ひろとさん
ひろとさん

Take the Hachiko Exit, then head left—you’ll find it.
ハチ公出口を出て、左の方向に進むとすぐ見つかりますよ。

地図を見ながら、渋谷駅から外国人観光客の観光名所となっている『ハチ公像』を案内してみましょう。

渋谷スクランブル交差点
渋谷スクランブル交差点イメージ地図

★こちらの記事でさらに詳しく解説中! 向かう方向を示す言い方をマスターしましょう。「head to」「head toward」「head left」など【 head 】の使い方について、詳しく解説しています。

“head”を使った表現
ハチ公は渋谷駅のハチ公出口から左方向に行くとありますよ!
ハチ公は渋谷駅のハチ公出口から左方向に行くとありますよ!

③ 継続動作と状態の維持:keep + -ing

💡 文法のポイント:動名詞を取る keep

keep + 動名詞(-ing) は「〜し続ける」「そのまま〜の状態を保つ」という継続を表します。

Cross the crosswalk and keep going straight.(横断歩道を渡って、そのまままっすぐ進み続けてください)

ひろとさん
ひろとさん

Cross the crosswalk and keep going straight.
横断歩道を渡って、そのまま、まっすぐ進んでください。

★こちらの記事でさらに詳しく解説中! 道案内のコツは「目印」を伝えることです。「そのまままっすぐってどこまでまっすぐなの?」こんな時の英語表現について、詳しく解説しています。

池袋駅からサンシャインシティを道案内
英語で道案内する時の基本フレーズ「まっすぐ進む」「角を曲がる」
英語で道案内する時の基本フレーズ「まっすぐ進む」「角を曲がる」

バスの乗り方:使役動詞・前置詞・時制のルール

① 乗り物の乗り降り:get on / get off

💡 文法のポイント:なぜ in/out ではなく on/off なのか?

バスや電車、船などの「車内で立つことができる/ステップをまたいで乗る」大きな乗り物には on / off を使います。

(※乗用車やタクシーなど、かがんで乗り込む小さな乗り物には get in / get out of を使います。)

Please pay the driver when you get on the bus.(バスに乗るときに支払ってください)

Please get off at Ueno Station.(上野駅で降りてください)

Get off at the second stop.(2つ目の停留所で降りてください)

②「ボタンを押して知らせる」:使役動詞 let の使い方

💡 文法のポイント:let + 目的語 + 原形不定詞(〜に…させる)

使役動詞 let は 「(本人が望むなら)〜させてあげる」「〜するのを許す」 という優しいニュアンスを持ちます。

構文は let + 人/もの + 動詞の原形 となります。

Press the button to let the driver know.(ボタンを押して、運転手さんに知らせてください)

let(〜させる)+ the driver(運転手さんに)+ know(知る[原形]

比較:使い分けたい使役動詞のニュアンス

let(許可・配慮): 「(相手のタイミングで)〜させる/知らせる」 ➔ 道案内や接客に最適

have(依頼・役割): 「(専門職や立場上当然のこととして)〜してもらう」

make(強制): 「(本人の意思に関係なく無理やり)〜させる」

③ 「あと〜分で来る」:未来を表す前置詞 in

💡 文法のポイント:経過時間を表す in と after の勘違い

「〜分後に」「あと〜分で」と言うとき、after を使うのは誤りです。今から一定の時間が経過した「〜後」を表す場合は前置詞 in を使います。

The next bus will come in about 2 minutes.(あと2分ほどで次のバスが来ます)

❌ after 2 minutes ➔ 過去の出来事の「〜の後に」などで使うことが多く、不自然になります。

Please get off at Ueno Station.
上野駅前で降りてください。

★こちらの記事でさらに詳しく解説中! バスの乗り方の英語表現をマスターしましょう。バスを降りる時には「ボタンを押して運転手さんに知らせてください」などバス独特の表現など詳しく解説しています。

バスの乗り方を英語で説明しよう
英語で道案内|バスの乗り方を説明しよう!
英語で道案内|バスの乗り方を説明しよう!
上野公園の桜

電車・地下鉄の乗り方:形式主語・命令文・前置詞

① 所要時間を伝える:It takes + 時間

💡 文法のポイント:形式主語の It と 時間を消費する take

時間や天候を表す際、英語では特定の意味を持たない形式主語の It を立てます。動詞 take は「(時間や労力を)必要とする・奪う」という意味になります。

It takes about 15 minutes by subway from here.(ここから地下鉄で15分くらいかかります)

疑問文: How long does it take?(どのくらい時間がかかりますか?)

💡 交通手段を表す by + 乗り物(無冠詞)

交通手段を表す by の後ろに来る名詞には、a や the などの冠詞をつけず、単数形で置きます。

by bus / by train / by subway / by taxi

② 路線や道を選ぶ:Take + 路線名/道

💡 文法のポイント:選択・使用を意味する take

take には「自分の手にとって選ぶ」というコアのイメージがあります。道案内では「〜線に乗る」「この道を進む/選ぶ」という意味で使われます。

Take the Hibiya Line from platform 2.(2番線から日比谷線に乗ってください)

③ 乗り換えの表現:transfer to ... at ...

💡 文法のポイント:移動先 to と 点(場所)を示す at

transfer は「乗り換える・移動する」という動詞です。「どこで(at)」「何に(to)」乗り換えるのか、前置詞の役割を意識して配置します。

Transfer to the Ginza Line at Ueno Station.(上野駅で銀座線に乗り換えてください)

transfer to [乗り換える路線・乗り物] + at [乗り換える駅・場所]

ひろとさん
ひろとさん

Take the Hibiya Line from platform 2.
2番ホームから日比谷線に乗ってください。

地図を見ながら、地下鉄で外国人観光客の観光名所となっている『浅草寺』を案内してみましょう。

浅草寺への地図

★こちらの記事でさらに詳しく解説中! 地下鉄を使った道案内をマスターしましょう。「2番ホームから日比谷線に乗ってください」「上野駅で銀座線に乗り換えてください」などの使い方について、詳しく解説しています。

地下鉄の乗り方を英語で言ってみよう
道案内で使う英語フレーズ集「この道をまっすぐ」から地下鉄・バスの乗り方まで
道案内で使う英語フレーズ集「この道をまっすぐ」から地下鉄・バスの乗り方まで

スムーズなコミュニケーションのための配慮フレーズ

法的に正しい英語を話すこと以上に、「配慮の伝わる表現」を選ぶことがコミュニケーションでは重要です。

① 丁寧な声かけ:How can I help you?

Can I help you? も間違いではありませんが、疑問詞 How を頭に置くことで「どのように困っていて、どうお手伝いできますか?」という、より積極的で親切な響きになります。

② 「分からない」を丁寧に伝える:I'm sorry, I'm not sure.

知識がないときに I don't know. とだけ言うと、「知りません(関係ありません)」という冷淡な印象を与えてしまうことがあります。

I'm not sure.(確信がありません)や I'm sorry を添えることで、相手に寄り添う姿勢を表現できます。

I'm sorry, I'm not sure. Let's check the map together.(すみません、よく分からないんです。一緒に地図を確認してみましょう!)

まとめ:文法パターンを押さえて道案内をマスターしよう

道案内で使われる英語は決まった文法パターンでマスターしよう!

道案内で使われる英語は、一見難しそうに見えても決まった文法パターンと前置詞の組みあわせで成り立っています。

徒歩: Go straight down / head toward(方向と直進)

バス: get on/off / let someone know / in ~ minutes(乗り降りと使役・時間)

電車: It takes ~ / Take the ~ line / transfer to ~ at ~(所要時間と乗り換え

理由や仕組み(文法)を理解した上で、実際の会話例を声に出して繰り返し練習してみてください。小さな成功体験の積み重ねが、外国人観光客へスムーズに声をかける自信へとつながります!

英会話学習は自分のペースでやりたい勉強をやる

学校では英語を学んだけれど、社会に出てから話す機会がない——
これは日本ではとても一般的な状況です。

英語は「知識」ではなく「スキル」。
スポーツや料理と同じで、練習するほど上達します。

だからこそ、話せるようになるためには、その環境を作ればいいのです。

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具体的な使い方や上達の秘訣は、別記事の徹底レビューをご参照ください。

スピークの使い方徹底レビュー
英会話アプリ「スピーク」を実際に使った感想|料金・機能・初心者向けの使い方
英会話アプリ「スピーク」を実際に使った感想|料金・機能・初心者向けの使い方

【関連記事】英会話をショートストーリーで覚えましょう|このブログのシリーズ紹介

当ブログの記事は、感情が乗りやすいショートストーリーで展開しています。

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【英語シリーズ名:英語表現の内容】

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  2. 海外スタバでの注文英語:ドリンクやフードの注文、カスタム注文の表現
  3. 映画のセリフで学ぶ英会話:映画の感動的なセリフから使える英語表現
  4. 英語でディズニーを紹介:東京ディズニーリゾートを楽しむ2人(ゆみ・葵)のストーリーを通してネイティブが日常でよく使う英語表現を紹介しています。(クイズ形式)
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ツバサ
ツバサ
英語学習研究家
このブログでは、私自身が英語から遠ざかってしまったときに感じた絶望感から始めた英語学習の学び直しをきっかけに、「英語が話せない」から抜け出したいと思っている方へ向けて、接客や日常会話で使える英語フレーズを、できるだけ分かりやすく紹介しています。

【英語記事内容の監修】シンディさん。アメリカ・アリゾナ州立大学卒業、日本の国立大学に1年間留学生として就学し、現在日本の企業で働く。ネイティブならではの自然なニュアンスや、ビジネス現場での生きた英語をアドバイスしていただいています
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