「現金ですか?カードですか?」pay byとpay withの違い
外国人のお客さんに話しかけられて、焦って『OK!』しか言えなかった経験はありませんか?
【この記事でわかること】 実は、英語接客は基本フレーズを覚えるだけで、そのシチュエーションに対応できます。この記事では、今日からすぐに使える超シンプルな接客フレーズと、そのまま使える会話例を分かりやすく解説します!

ここで紹介するフレーズは接客でそのまま使えますし、英会話勉強の教材としても役立つものになっています。
この記事では、スタバ注文を舞台とした接客場面を題材とした英語と日本語の会話例も紹介しています。
「会計方法を尋ねる聞き方」は英語でどう言う?この記事では、英語で支払い方法を尋ねる表現を学びます。
✅店員さんが「カードですか?現金ですか?」と聞きたい時のフレーズ
- 「Are you paying with a card or cash?」となります。
✅現金、クレジットカード、スマホ決済などすべてに対応する最強フレーズ
- How would you like to pay?
お支払いはどうされますか?
支払い方法を尋ねる定番英語表現「現金ですか?カードですか?」
「お支払いはカードですか、それとも現金ですか?」とお客様への尋ね方としては、このように丁寧な表現をお勧めします。
“Are you paying with a card or cash?”
“Are you paying ~?”と進行形にすることで、「カードか現金でお支払いの予定ですか」というニュアンスになり、現在の支払い方法をその場で確認する自然な表現になります。

Are you paying with a card or cash?
お支払いはカードですか、それとも現金ですか?
シンプルに“Card or cash?” と聞くことも多いです。
会計時の支払い表現のポイント解説「pay byとpay withの違い」
店員側は 「お支払いはカードですか、それとも現金ですか?」「支払い方法はどうしますか?」と尋ねた時に、お客さんからは with や by を使った様々な表現で返ってきます。 相手が何と言っているかをしっかり聞き取るために、最初にこの2つの違いを押さえておきましょう!
1. 「pay with」:支払いはアップルウォッチで

I’ll pay with my Apple Watch.
支払いはアップルウォッチでお願いいたします。
支払いの表現: 覚え方のポイント
- 支払い方法を言うときの基本は 、”with”
- by は「手段・方法」を強調するときに使われる。
2. 支払い方法を表すフレーズ「pay with」
with = 「何を使って支払うか(道具・媒体)」
お店のレジで実際に「今これ使います」と差し出すもの・使うものをイメージすると with です。
- I’ll pay with cash.
現金で支払います。
(cash は不可算名詞) - I’ll pay with a credit card.
クレジットカードで支払います。
(credit card は可算名詞) - I’ll pay with Apple Pay.
アップルペイで支払います。
(Apple Pay はサービス名・固有名詞なので冠詞は不要) - I’ll pay with my Apple Watch.
アップルウォッチで支払います。
(Apple Watchは物理デバイス(可算名詞)) - I’ll pay with my phone.
スマホで支払います。
※I’ll pay with my Apple Watch.と同様に、I’ll use my watch.もよく使われます。
3. 支払い方法・仕組みを表すフレーズ「pay by」
by = 「どんな方法・仕組みで」
「物」よりも、「方法としてはこれです」と支払いの手段や方式を説明するニュアンスになります。
- I paid by credit card.
(by + 手段 の典型例。冠詞はつけません。) - You can pay by bank transfer.
(bank transfer(銀行振込)は、支払い方法名。冠詞なしでOK) - Payment must be made by PayPal.
(規約・案内文の英語なので冠詞不要)
✅このように、スタバ・コンビニ・レストランなどの会計のやり取りでは with がよく使われます。
※in cash や by card も良く用いられる表現です。

会計のやり取りって結局はなに?
英語監修のシンディさんに尋ねたら、『私は「pay with a card」を使うけど、私の友達は「pay by card」を使うよ』って。
『みんな言いやすい言い方をするのよ』って教えてくれました。
4. なぜ Apple Watch は with が自然?
Apple Watch は
✔ 手に付けて
✔ その場で「タップする物」
つまり 「使う道具」 だからです。
- ❌ pay by Apple Watch(不自然ではないがやや説明っぽい)
- ✅ pay with my Apple Watch(会話として自然)
同じ理由でこのような表現になります。
- pay with a card
- pay with your phone (phone:スマートフォン)
5. 支払いの時はこの基準で覚えましょう
支払い時の基準のまとめ
| 状況・対象 | 具体例 | 前置詞 |
| レジでの会話(手元にある物・資産) | cash, a card, my phone, Bitcoin | with |
| 例外(現金という「形態」を強調) | cash | in |
| 仕組み・手段の説明(規約や案内) | credit card, crypto | by |
※Bitcoin(ビットコイン):デジタル通貨
crypto(クリプト):暗号資産
店員側:”with” を使えば自然に伝わります。
この言い方が口語・掲示向けとして実際に使われます。
You can pay with cash or a card.
現金でもカードでも支払い可能です。
でも、ちょっと待って!今の時代、本当にこれだけで足りる? 最近はクレジットカードだけでなく、デビットカード、スマホ決済、さらには暗号資産(ビットコイン)まで支払い方法が多様化していますよね。
【時代の最先端の支払いにどう対応?】スマホ決済・ポイント支払い・QRコード・暗号資産(ビットコイン)など
1. 「a card」にデビットカードやプリペイドカードも含む?
現代の英語圏において、paying with a card の「a card」は、クレジットカードだけでなくデビットカードやプリペイドカードも含めた「カード決済全般」を指す言葉として広く使われています。
2. 「スマホ決済(タッチ決済)」はカード決済とは言えないの?
最近の会計の主流は、スマホやスマートウォッチを使った決済方法です。
そのため、店員側が「カードですか、現金ですか?」と聞く際に with a card と言うと、スマホ決済派のお客さんが一瞬「あ、スマホ(Apple Pay)はダメなのかな?」と身構えてしまう可能性があります。
3. スマホ決済や暗号資産(ビットコインなど)はどうする?
最近増えているクレジットカード以外の支払い方法も、基本の「with」と「by」のルールでバッチリ説明できます!
◎ スマホ決済(Apple Pay、QRコードなど)の場合 お客さんはスマホを「道具」として使うので with が自然です。
- I’ll pay with my phone.(スマホで払います)
- I‘ll pay with my watch.(アップルウォッチで払います)
◎ 暗号資産(ビットコインなど)の場合 自分の資産を使って払うので with、または決済システムとして by も使われます。
- I’ll pay with Bitcoin.(手持ちのビットコインで払います)
- Can I pay by crypto?(暗号資産決済は使えますか?)
【補足】ビットコイン(Bitcoin)は「具体的な通貨(資産)」なので with を使い、暗号資産(crypto)は「決済の仕組み・手段」の話をしているので by になります。基本のルール通りですね。
支払い方法を尋ねる時の最強フレーズ
会計の方法を聞く時、現金、クレジットカード、スマホ決済などすべてに対応する最強フレーズを紹介します。
支払方法が多様な対応が可能な場合の尋ね方
最近は支払い方法が多様なので、お店側で対応できる場合の聞き方はこのようになります。
現在のレジ会計で最もよく使われる、かつビットコイン(暗号資産)や各種Pay系まで全網羅できる最強のフレーズ:
“How would you like to pay?”(お支払いはどうされますか?)
「How would you like to pay?」への客側の回答
この場合の客側の回答は→ Cash. / With my phone. / Card.などとなります。

How would you like to pay?
同じように尋ねて、「では、カードをタップしてください。」というストリーで展開している記事もあります。併せてご覧ください。

スタバ英語で学ぶ【そのまま使える会話例文】

実際の注文のシーンを英語と日本語で見ていきましょう。
この会話を覚えれば接客できるようになります。
【会話シーンの注目ポイント】
会計の時の、支払方法を確認しましょう。
英語と日本語でキャラメルマキアートのカスタムを注文
| 役割 | 英語フレーズ | 日本語訳 |
| 店員(S) | Hi! What can I get for you today? | いらっしゃいませ! 今日は何になさいますか? |
| 客(C) | Can I get a tall hot Caramel Macchiato, please? | キャラメルマキアートのトールをホットでお願いします。 |
| S | Sure. Anything else? | かしこまりました。他にご注文はありますか? |
| C | Could you change it to Half-and-Half, please? And I’d like extra caramel drizzle. | ミルクをブレベミルクに変更できますか? あと、キャラメルソースを多めにしてください。 |
| S | Half-and-half and extra caramel. Got it. Is that all? | ハーフ&ハーフに変更、キャラメル多めですね。了解です。以上でよろしいですか? |
| C | I’d like a waffle, please. That’ll be all, thank you. | ワッフルを一つお願いします。以上です、ありがとう。 |
| S | Would you like your waffle warmed up? | ワッフルを温めますか? |
| C | Yes, please. | はい、お願いします。 |
| S | For here or to go? | 店内でお召し上がりですか、お持ち帰りですか? |
| C | For here, please. | 店内でお願いします。 |
| S | Sure. How would you like to pay? | わかりました。お支払いはどうされますか? |
| C | With my Apple Watch, please. | アップルウォッチでお願いします。 |
| S | All right, please tap your watch right here. | かしこまりました。こちらに時計をタッチしてください。 |
| C | Sure. | (カードや時計をかざしながら)はい。 |
| S | Thank you. | ありがとうございました。 |
このような会話は、実際に声に出して練習するのが一番効果的です。
英会話アプリを使うと、同じような会話を繰り返し練習できます。
スタバのキャラメルマキアートをカスタマイズ
今回、カスタマイズしたのは、キャラメルマキアート
キャラメルマキアートは、最初はキャラメルの甘さをたっぷりと、徐々にコーヒーの味が濃くなり底の方に苦いエスプレッソが隠れています。

キャラメルマキアートをこのようにカスタマイズしました。
- ミルクをブレベミルクに変更
- キャラメルソースを追加
詳しいカスタマイズの方法については、英語と日本語で紹介しています。
スタバ英語:カスタム注文の表現
記事の中で使われた、表現や用語を解説します。
1. 英語でブレべミルクはなんて言うの?
ブレべミルクは、英語ではハーフ&ハーフということが多いようです。

Could you change it to Half-and-Half, please?
ブレべミルク(ハーフ&ハーフ)に変更できますか?
日本人にはあまりなじみがないのかもしれませんが、海外(特に北米)のカフェでは定番のカスタマイズです。
- ブレべミルク(ハーフ&ハーフ): 牛乳と生クリームを半分ずつ混ぜたもの。
- 味: 通常のミルクよりも濃厚でクリーミーになります。「ダイエットは気になるけど、ブラックは物足りない…」という時にぴったりです。
アメリカのスタバメニューを見たところ、ミルクのカスタムの項目には「Breve(Half & Half)」という表記があります。Breve(ブレイブ)というのは日本人にはなかなか聞き取れない発音の単語ですね。
英語監修をして頂いているシンディさんのお姉さんがアメリカでスタバのバリスタなので、どちらを使うのか聞いてもらったところ、そのスタバでは、Half & Halfが一般的に使われるということでした。なので、この記事では、Half & Halfを用いています。
2. 「ワッフルは温めますか?」を英語で言うと?

Would you like your waffle warmed up?
ワッフルは温めますか?
[物] + [過去分詞(〜された)] という形
your waffle(あなたのワッフルを) + warmed up(温められた状態に)
直訳すると「あなたのワッフルが温められた状態であることを好みますか?」となります。
- warm up: 温める
- warmed up: 温められた(過去分詞形)
[物] + [過去分詞(〜された)] ほかの例
この文法を覚えると、カフェやレストランでいろいろな応用が効きます!
- Would you like your coffee iced?
コーヒーはアイスにしますか? (冷やされた状態にしますか?) - I’d like my bagel toasted.
ベーグルを焼いてほしいです。 (ベーグルを焼かれた状態にしてほしいです。)
3. warmed upの「up」はいるの?
「up」がなくても意味は通じますが、付けたほうが「自然で、より美味しそう」に聞こえます!
英語の「up」には、「完全に」「しっかりと」というニュアンスを付け加える役割があるからです。
1. 「warm」と「warm up」の違い
- warm(動詞) 単に「温める」という意味です。少し温度を上げるような、やや無機質な響きがあります。
- warm up(句動詞) 「(冷めているものを)食べ頃になるまでしっかり温める」というニュアンスになります。
カフェや家庭で、冷たい食べ物をレンジやオーブンで温め直すときにも、よく “warm up” を使います。
2. なぜ「up」が付くの?
英語の up には「上へ」という意味だけでなく、「完了(最後までやり遂げる)」という意味が含まれることがよくあります。
- Eat up! (残さず食べて!)
- Clean up! (きれいに片付けて!)
- Warm up! (しっかり温めて!)
このように、up を付けることで「(冷たい状態から)ちょうど良い温度まで引き上げる」というニュアンスが出るんです。
英語で「温めましょうか?」は、どう覚えればいい?
“Would you like it warmed?” と丁寧な表現を使うことが望ましいですが、忙しいときは “Warmed up?” と、語尾を上げて聞きます。
お客様の方からの尋ね方は、このようになります。
Warmed up, please.(温めでお願いします。)
“up” ひとつで、より「こなれた」英語に聞こえるようになりますよ!
こちらは海外のメニューから「Yuzu Citrus Blossom」など、温めができるフードがあります。
(スターバックスコーヒーカンパニー公式サイトより)
英語で支払方法を尋ねる時に使う表現のまとめ
以前は『現金かカードか』の2択でしたが、今はスマホや様々な決済があります。
店員側としては、細かく聞き分ける必要はありません。“How would you like to pay?” とだけ聞けば、あとはお客さんが “Card.” とか “Apple Pay.” と勝手に教えてくれます。店員さんは焦らず、パーフェクトなこの一言を覚えておきましょう!
効果的にスピーキング力を上げるために、この会話のシチュエーションを使って声に出して練習してみてください。
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「本当に英語が話せるようになるの?」と気になる方は、別記事の徹底レビューをご参照ください。

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