映画のセリフで英会話
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映画『モアナと伝説の海』セリフから学ぶ英会話

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私たちに一歩を踏み出す勇気や、大切な人を想う優しさを教えてくれる名作映画の数々。美しい音楽や映像とともに紡がれる言葉は、私たちの心に残り続けます。

そうした映画のセリフには、日常会話を豊かにする素敵な英語フレーズがたくさん詰まっています

映画の名シーンで学ぶ英会話☆彡


スクリーンを彩る生きたフレーズから
感動とリアルな英語をお届けします!

今回は、ディズニー映画『モアナと伝説の海』をピックアップ。モアナの強い意志とあふれる想いを彼女の言葉から一緒に紐解いていきましょう!

※この記事に掲載している写真や画像はすべてイメージです。

映画『モアナと伝説の海』感動の名シーン(英語セリフ・日本語訳)

『モアナと伝説の海』から、感動の名シーンを英語セリフと日本語訳付きで紹介しています。

モアナと伝説の海』あらすじと作品情報

先祖からの言い伝えをモアナに託すタラおばあちゃん。モアナは、ある日、海から緑の石を与えられる。

島が暗黒の闇に包まれるのを食い止めるために、モアナはひとりでサンゴ礁を超えて、はるか遠い海を渡る。

約1000年前、半神半人でトリックスターのマウイが盗んだ、海を守る女神テ・フィティの心(緑の石)を、マウイと共に元の場所へ返すために。

美しい海と島を取り戻す決意をするモアナタラとの会話を、ストーリーの中で追っていきましょう。モアナの感情の動きにも、ぜひ、注目してみてください。

【作品情報】


モアナと伝説の海』感動の名シーン(英語セリフ・日本語訳)

『モアナと伝説の海』映画前半、旅立ちを決意するシーンです。

タラ
タラ

Someone will journey beyond our reef, find Maui, deliver him across the ocean to restore the heart of Te Fiti. I was there that day. The ocean chose you.

日本語訳:

誰かがサンゴ礁を超えて旅をし、マウイを見つけて大海原を渡る。テ・フィティの心を返すために。

あたしはあの日あの場所で見たんだよ。

海がおまえを選んだのさ。

モアナ
モアナ

I thought it was a dream.

日本語訳:

夢だと思っていたのに…

タラ
タラ

Nope!Our ancestors believed Maui lies there at the bottom of his hook. Follow it, and you will find him.

日本語訳:

いいや。私たちの祖先は、マウイはあの釣り針(の星)の下にいると信じていた。

それを追えばマウイが見つかる。

モアナ
モアナ

But why would it choose me? I don’t even know how to make it past the reef.

日本語訳:

でもどうして私が選ばれたの?サンゴ礁さえ越えることができないのに。

【語句の説明】

  • even :「~さえ」
  • make it は、「なんとかたどり着く」「やり遂げる」という意味があります。
  • 「know how to + 動詞」 は、「~のやり方を知っている」「~する方法が分かる」という意味の基本表現です。

幾度もの困難を乗り越えて海を渡り、女神テ・フィティの下に辿り着いたモアナマウイ。しかし、溶岩の魔物テ・カァの激しい攻撃に敗れ、大切な神の釣り針を傷つけられたマウイは去っていきます。
何もできない無力感と強い挫折感に打ちひしがれるモアナ。そこに、エイに転生したタラおばあちゃんが現れます

終盤の挫折を乗り越える名シーン、「I Am Moana (Song of the Ancestors)」の場面です。

タラおばあちゃんが、優しく語り掛けます。

タラ
タラ

You’re a long ways past the reef.

日本語訳:

もうサンゴ礁はずいぶん過ぎて、はるばる遠くまで来たよ。

このセリフは比喩でもあります。「もうお前は昔のモアナじゃない。ここまで来たじゃないか。」と、モアナを慈しみ、愛情を込めて伝えています。

モアナ
モアナ

Gramma? I tried Gramma. I couldn’t do it.

日本語訳:

おばあちゃん?

やってみたよ、おばあちゃん。

でも、できなかった。

モアナの “I couldn’t do it.” は、単に「できなかった」という事実ではなく、自分の使命を果たせなかったという強い挫折感を表しています。短い一言だからこそ、彼女の落胆が印象的に伝わるセリフです。

タラ
タラ

It’s not your fault. I never should have put so much on your shoulders. If you are ready to go home, I will be with you.

日本語訳:

お前のせいじゃないよ。

こんなに、重荷を背負わせるべきじゃなかったね。

モアナが島に帰りたいなら、一緒に帰ろう。

島に帰ることを躊躇するモアナに問うタラ

タラ
タラ

Do you know who you are?

日本語訳:

お前は何者なんだい?

モアナ
モアナ

Who am I?
(song) I am a girl who loves my island. And the daughter who loves the sea. It calls me. I have journeyed farther.
I am everything I’ve learned and more.
Still it calls me. And the call isn’t out there at all. It’s inside me. It’s like the tide. Always falling and rising. I’ll carry you here in my heart. You remind me. That come what may I know the way.

日本語訳:

私は誰? 

(song)

私は島を愛する少女。そして、海を愛する村長の娘。

海が私を呼んでいる。私は遠くまで旅してきた。私はこれまで学んできたすべてが今の私。そして、それ以上の存在。

それでも、海が私を呼んでいる。

その呼び声は外から聞こえてくるのではなくて、それは、私の心の中にあるもの!

まるで潮のように引いては満ちる。いつも心の中にあなたがいて、私に教えてくれるから…

どんなことがあっても、私は乗り越えられる。

この「道(the way)」は、目的地だけでなく、自分が何者であるかを理解したモアナの生き方も表しています。

心に刺さる&日常会話で使えるフレーズ解説

今回の会話からピックアップして、フレーズ解説をしています。

① 約束の時間や目的地に「なんとか到着する」「やり遂げる」の”make it”

モアナ
モアナ

I don’t even know how to make it past the reef.

「私は、サンゴ礁を越えて向こう側まで行く方法さえ分からない。」という意味です。ここでは、「サンゴ礁さえ越えることができないのに。」と意訳しています。

“make it” には、 約束の時間や目的地に「なんとか到着する」「やり遂げる」というニュアンスがあります。 “make it in time” 「(時間や期限に)間に合う」は、日常でもよく使われる表現です。

“make it”使い方の例

  • I don’t know how to make it to the station by 5PM.
    どうしたら5時までに駅にたどり着くかわかりません。

また、この past前置詞 で、「~を越えて」「~の向こうへ」「~を通り過ぎて」という意味です。

make it + past + 場所(障害物)

「(苦労しながら)~を越える」「~を通り抜ける」「~の向こうまでたどり着く」という決まり文句になります。

“make it past”の使い方の例

  • I don’t know how to make it past the traffic by 5PM.
    5時までにその渋滞をどうやって抜けたらいいかわからない。

② 後悔や反省を表す定番フレーズ「should have + 過去分詞

should have + 過去分詞 は、「~するべきだった(でも実際にはしなかった)」
あるいは、「~するべきではなかった(でも実際にはしてしまった)」という、過去の行動に対する後悔や反省を表す表現です。

タラ
タラ

I never should have put so much on your shoulders.

「こんなに、重荷を背負わせるべきじゃなかったね。」と訳しています。「こんな重い使命をモアナに背負わせてしまった」と後悔しているタラの優しさがにじみ出ているセリフですね。

「should(shouldn’t have + 過去分詞」 は、「~すればよかった」「~するべきではなかった」と、過去の行動を振り返って後悔や反省を表す定番フレーズです。映画や海外ドラマでも頻繁に登場するので、覚えておくと英語の理解がぐっと深まります。

「should have + 過去分詞」の日常会話での使い方の例

  • I should have called you.
    電話すればよかった。
  • I never should have said that.
    あんなこと言うんじゃなかった。
  • I shouldn’t have been there.
    そこに行くんじゃなかった。

【ファン必見】このシーンの英語がもっと味わい深くなる裏話

映画『モアナと伝説の海』の美しい風景やストーリーは、ポリネシアの伝統文化や神話から着想を得て描かれています。

ポリネシア諸島は、南太平洋に広がる広大な地域で、多くの島々から成り立っています。その中でも、フィジー、タヒチ、ハワイは特に有名です。 半神半人のマウイも、ポリネシアの広い地域で何世紀にもわたって語り継がれてきた有名な英雄。マウイが持つ「神から与えられた釣り針」には、どんな生き物にも変身できる魔法の力があります。

ストーリーの中で映し出されるポリネシアの美しい海と島の景色、そして正義と弱さの二面性を持つ憎めないキャラクターのマウイとの友情も、この映画の大きな魅力です。

モアナのアイデンティティ「私はモトゥヌイのモアナ」に込められた想い

映画『モアナと伝説の海』の中で、「私はモトゥヌイのモアナ」というセリフがたびたび登場します。祖母タラから託された言葉で、遠い先祖の時代から、海と共に生きてきた自分のルーツ(故郷であるモトゥヌイ)に誇りを持ちつつ、運命から逃げずに自分の力で道を切り開いていく覚悟を示す言葉です。

モアナにとって、祖母タラの言葉はいつも胸の中にあって、彼女の折れない心を支え続けます。

私たちは誰もが、心の中に大切な人や信じるもの(支え)を持っているからこそ、困難な状況でも自分の信念を貫けるのではないでしょうか。

自分が何者であるかを思い出し、「自分の力で道を切り開いていく」という強い意志を歌い上げる「I Am Moana (Song of the Ancestors)」のシーンは、まさにそのメッセージが最高潮に達し、観る人の心を揺さぶります。

映画『モアナと伝説の海』の概要

2017年『モアナと伝説の海』は、ディズニー映画としてデビュー。声優は、アウリィ・カルバーリョ (モアナ), ドウェイン・ジョンソン (マウイ), レイチェル・ハウス (タラおばあちゃん)。

アウリィ・カルバーリョ(Auli’i Cravalho)の素晴らしい歌声は、劇中歌「どこまでも〜How Far I’ll Go〜」とともに、海と島を愛する心、そして新しい自分へ飛び出す勇気を私たちに届けてくれます。

まとめ&声に出して言ってみよう!

今回ご紹介したフレーズは、どれも自分の心に軸を持ちたい時に背中を押してくれる言葉ばかり。ぜひ二人のキャラクターになりきって、感情を込めながら声に出して呟いてみてくださいね!

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ABOUT ME
ツバサ
ツバサ
英語学習研究家
このブログでは、私自身が英語から遠ざかってしまったときに感じた絶望感から始めた英語学習の学び直しをきっかけに、「英語が話せない」から抜け出したいと思っている方へ向けて、接客や日常会話で使える英語フレーズを、できるだけ分かりやすく紹介しています。

【英語記事内容の監修】シンディさん。アメリカ・アリゾナ州立大学卒業、日本の国立大学に1年間留学生として就学し、現在日本の企業で働く。ネイティブならではの自然なニュアンスや、ビジネス現場での生きた英語をアドバイスしていただいています
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