支払方法を英語で言う時に使う「pay with」

「支払いはカードでお願いします」は、「with」と「by」のどちらを使うの?
- I’ll pay with~?
- I’ll pay by~?
支払いの表現で一番迷いやすいポイントを解説しています。
シリーズ第3回目のテーマは、「支払いは~でお願いします」という時の表現を学びましょう。
英語で「支払いはカードでお願いします」の言い方
【この記事の学習テーマ】
「支払いはカードでお願いします」の言い方は、「pay with」 を用いて、このように言います。
I’ll pay with a credit card.
「pay with」と 「pay by」では、「~で」のニュアンスが異なりますので、使い方を見てみましょう。
スタバのキャラメルマキアート

キャラメルマキアートは、最初はキャラメルの甘さをたっぷりと、徐々にコーヒーの味が濃くなり底の方に苦いエスプレッソが隠れています。
キャラメルマキアートをこのようにカスタマイズしました。
- ミルクをブレベミルクに変更
- キャラメルソースを追加
詳しいカスタマイズの方法については、英語と日本語で紹介しています。
「pay with」支払い表現のポイント解説
1. 「pay with」:支払いはアップルウォッチで

I’ll pay with Apple Watch.
支払いはアップルウォッチでお願いいたします。
支払いの表現で一番迷いやすいポイント
- 支払い方法を言うときの基本は with
- by は「手段・方法」を強調するとき
2. 支払い方法を表すフレーズ「pay with」
with = 「何を使って支払うか(道具・媒体)」
お店のレジで実際に「今これ使います」と差し出すもの・使うものをイメージすると with です。
- I’ll pay with cash.
現金で支払います。
(cash は不可算名詞) - I’ll pay with a credit card.
クレジットカードで支払います。
(credit card は可算名詞) - I’ll pay with Apple Pay.
アップルペイで支払います。
(Apple Pay はサービス名・固有名詞なので冠詞は 不要) - I’ll pay with Apple Watch.
アップルウォッチで支払います。
(Apple Watch はApple Pay などと同じく、サービス名や固有のブランド名として扱われるため、会話では a を付けないのが一般的です。)
※ 文法的に厳密に言うと
I’ll pay with my Apple Watch.
も言えますが、レジ会話では省略されるのが普通です。
一言でいうと?
✅店員とのやり取りでは、ほぼ全部 with でOK
スタバ・コンビニ・レストランなどではこれが自然です。
3. 支払い方法・仕組みを表すフレーズ「pay by」
by = 「どんな方法・仕組みで」
「物」よりも、「方法としてはこれです」と支払いの手段や方式を説明するニュアンスになります。説明文などで使用します。
- I paid by credit card.
(by + 手段 の典型例。冠詞はつけません。) - You can pay by bank transfer.
(bank transfer は支払い方法名。冠詞なしでOK) - Payment must be made by PayPal.
(規約・案内文の英語なので冠詞不要)
4. なぜ Apple Watch は with が自然?
Apple Watch は
✔ 手に付けて
✔ その場で「タップする物」
つまり 「使う道具」 だからです。
- ❌ pay by Apple Watch(不自然ではないが説明っぽい)
- ✅ pay with Apple Watch(会話として自然)
同じ理由でこのような表現になります。
- pay with a card
- pay with your phone
5. 初心者向け:支払いの時はこの基準でOK
まとめ
| 状況 | 使う前置詞 |
|---|---|
| レジでの会話 | with |
| 実際に使う物 | with |
| 支払い方法の説明・案内 | by |
| 書類・規約・メール | by |
店員側も:これ一択でOKです。この言い方が口語・掲示向けとして実際に使われます。
You can pay with cash or a card.
現金でもカードでも支払い可能です。
スタバ英語で学ぶ【そのまま使える会話例文】

実際の注文のシーンを英語と日本語で見ていきましょう。
この会話を覚えれば注文できるようになります。
【会話シーンの注目ポイント】
カスタムのオーダーとともに、注文方法を学びましょう!
英語と日本語でキャラメルマキアートのカスタムを注文
| 役割 | 英語フレーズ | 日本語訳 |
| 店員(S) | Hi! What can I get for you today? | いらっしゃいませ! 今日は何になさいますか? |
| 客(C) | Can I get a tall hot Caramel Macchiato, please? | キャラメルマキアートのトールをホットでお願いします。 |
| S | Sure. Anything else? | かしこまりました。他にご注文はありますか? |
| C | Could you change it to Half-and-Half, please? And I’d like extra caramel drizzle. | ミルクをブレベミルクに変更できますか? あと、キャラメルソースを多めにしてください。 |
| S | Half-and-half and extra caramel. Got it. Is that all? | ハーフ&ハーフに変更、キャラメル多めですね。了解です。以上でよろしいですか? |
| C | I’d like a waffle, please. That’ll be all, thank you. | ワッフルを一つお願いします。以上です、ありがとう。 |
| S | Would you like your waffle warmed up? | ワッフルを温めますか? |
| C | Yes, please. | はい、お願いします。 |
| S | For here or to go? | 店内でお召し上がりですか、お持ち帰りですか? |
| C | For here, please. And I’ll pay with Apple Watch. | 店内でお願いします。それから、支払いはApple Watchで。 |
| S | All right, please tap your watch right here. | かしこまりました。こちらに時計をタッチしてください。 |
| C | Here you go. | (カードや時計をかざしながら)はい、どうぞ |
| S | Thank you. | ありがとうございました。 |
このような会話は、実際に声に出して練習するのが一番効果的です。
英会話アプリを使うと、同じような会話を繰り返し練習できます。
スタバ英語:カスタム注文の表現
記事の中で使われた、特に便利な表現を解説します。
1. 「half-and-half(ハーフ&ハーフ)」って何?

Could you change it to Half-and-Half, please?
ブレべミルク(ハーフ&ハーフ)に変更できますか?
日本人にはあまりなじみがないのかもしれませんが、海外(特に北米)のカフェでは定番のカスタマイズです。
- ブレべミルク(ハーフ&ハーフ): 牛乳と生クリームを半分ずつ混ぜたもの。
- 味: 通常のミルクよりも濃厚でクリーミーになります。「ダイエットは気になるけど、ブラックは物足りない…」という時にぴったりです。
アメリカのスタバメニューを見たところ、ミルクのカスタムの項目には「Breve(Half & Half)」とどちらも書いてあります。Breve(ブレイブ)というのは日本人にはなかなか聞き取れない発音の単語ですね。

英語監修をして頂いているシンディさんのお姉さんがアメリカでスタバのバリスタなので、どちらを使うのか聞いてもらったところ、Half & Halfが一般的に使われるということでした。なので、この記事では、Half & Halfを用いています。
「change it to~」の用法については、こちらの記事をご参照ください。

2. 「ワッフルは温めますか?」を英語で言うと?
店員さんの表現も見ていきましょう。

Would you like your waffle warmed up?
ワッフルは温めますか?
[物] + [過去分詞(〜された)] という形
your waffle(あなたのワッフルを) + warmed up(温められた状態に)
直訳すると「あなたのワッフルが温められた状態であることを好みますか?」となります。
- warm up: 温める
- warmed up: 温められた(過去分詞形)
[物] + [過去分詞(〜された)] ほかの例
この文法を覚えると、カフェやレストランでいろいろな応用が効きます!
- Would you like your coffee iced?
コーヒーはアイスにしますか? (冷やされた状態にしますか?) - I’d like my bagel toasted.
ベーグルを焼いてほしいです。 (ベーグルを焼かれた状態にしてほしいです。)
3. warmed upの「up」はいるの?
もし自分から「(頼んだものを)温めてください」と言いたい時は、“Could you warm this up, please?” と言います。
「up」がなくても意味は通じますが、付けたほうが「自然で、より美味しそう」に聞こえます!
英語の「up」には、「完全に」「しっかりと」というニュアンスを付け加える役割があるからです。
1. 「warm」と「warm up」の違い
- warm(動詞) 単に「温める」という意味です。少し温度を上げるような、やや無機質な響きがあります。
- warm up(句動詞) 「(冷めているものを)食べ頃になるまでしっかり温める」というニュアンスになります。
カフェや家庭で、冷たい食べ物をレンジやオーブンで温め直すときは、ネイティブはほぼ 100% “warm up” を使います。
2. なぜ「up」が付くの?
英語の up には「上へ」という意味だけでなく、「完了(最後までやり遂げる)」という意味が含まれることがよくあります。
- Eat up! (残さず食べて!)
- Clean up! (きれいに片付けて!)
- Warm up! (しっかり温めて!)
このように、up を付けることで「(冷たい状態から)ちょうど良い温度まで引き上げる」というニュアンスが出るんです。
英語で「温めてください」は、結論:どう覚えればいい?
店員さんから “Would you like it warmed?” と聞かれることも稀にありますが、多くは “Warmed up?” と聞かれます。
自分で注文する時に「温めてください」と言いたい場合は、
Warmed up, please.
温めでお願いします。 → これだけで十分伝わります。
“up” ひとつで、より「こなれた」英語に聞こえるようになりますよ!
こちらは海外のメニューから「Yuzu Citrus Blossom」のオーダー画面です。種類によりますが、温めができるフードがあります。
(スターバックスコーヒーカンパニー公式サイトより)

英語で「支払いは~でお願いします」と言うのは?
【結論】
支払い方法を言うときの基本は with
例
I’ll pay with a credit card.
カードで支払います。
✅店員とのやり取りでは、ほぼ全部 with でOK
スタバ・コンビニ・レストランなどではこれが自然です。
間違えやすい内容ですが、たとえ間違えても笑顔で言えば大丈夫!
あとは実際に使って慣れていきましょう。

いかがでしたか?
次の記事では、日本語の「それを〜な状態で、あと〜でお願いします」と、後から条件を付けたす表現を紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

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